toe the line [tóu ðə láin][トウ・ザ・ライン]
[慣用句]
1.(盲目的に人の)意見に従って自分の意見を述べる。
2.規制などに従う。
日本の政治について豪州人の同僚と話をする時に出てきた。自分のオピニオンを持たず、もしくは持っていたとしても、人の意見に従って喋る事を指す。もしくは、規制などに(嫌々ながらも)従うという意味になります。
toe the lineの元々の意味は線(line)につま先(toe)を付ける。例えば、陸上競技で、ランナーが位置に付いて(on your markってやつですね)合図を待つときにつま先がスターチラインからはみ出すと反則になります。この「ラインを越えてはならない」という含意から、上記の意味を持つ表現へと発展していったようです。
というわけで、新聞などの英語メディアでも、主に政治関連や派閥争いが激しそうな分野で散見される表現。ただ、政治以外の話でも、日常生活でこれを使っても良い。
tow the lineと勘違いされがちなので要注意。toeです。
例文 If you were in DPJ now, would you toe the line?(もし君が今民主党にいたら、党の意見に迎合するかい?)。
例文 The protestors are afraid of getting arrested by cops if they don't toe the line perfectly. 完璧に警察の規制に従わない場合、逮捕されることを抗議者たちは恐れている。