ghetto の意味・解説・用法・例文



ghetto [ゲットー]

[名]
1.治安が悪く貧しい地区・地域、スラム街、人種的マイノリティの住む地区

[形]
1.貧相な、酷い

ゲットー(ghetto)とは、ヨーロッパ諸都市内でユダヤ人が強制的に住まわされた居住地区である。また、第二次世界大戦時、東欧諸国に侵攻したナチス・ドイツがユダヤ人絶滅を策して設けた強制収容所のことで(参考文献:Wikipedia)、このスラングもこれらに由来します(酷い話ですね)。 

主にアメリカカナダにおいて、ある地域の中にある貧困地区のことを表します。いわゆるスラム街と呼ばれる場所を指し、人種的マイノリティや貧困層(これらは度々イコールで語られますね)の人々が住民の多くを占める場所。貧困率に比例して犯罪発生率も高いです。

同じ意味を持つ単語としてはrough neighborhoodhoodがあります。

筆者の住んでいたカナダのGreater Vancouverを例にとってみますと、Surreyの一部がghettoにあたるとよく言われています。

余談ですが、筆者の通っていたカナダの大学の近くの不味い寿司屋が"ghetto sushi"の悪名を与えられていました。ネズミを寿司のネタに使っているとかそんな噂が立っていたものです。 この場合「酷い」や「貧相な」などの意味でghettoが使われていますね。

例文 Two things to know about the ghetto, it's very dangerous and also very fashionable. ゲットーについて知っておくべきこと。一つはとても危ないという事。二つ目はとってもお洒落な場所だということ。
例文 I can never eat ghetto food. ゲットーフード(クオリティの低い食べ物)は口に出来ないなぁ。
例文 What the fuck did Obama do for the ghetto in his 8 years? オバマが8年間の任期の中で貧困地域(マイノリティの居住地域)に対して一体全体何をしたと言うのだ。