pasar の意味・解説・用法・例文 【シンガポール英語(シングリッシュ)】



pasar [パサー]

[名詞](シンガポール
1.市場

マレー語で「市場」を意味するpasarがそのままシングリッシュに定着した物(というわけでマレーシア英語でも勿論使用されます)。マレー語はシンガポールの国語でもあり、公用語の一つでもありますので、マレー系のシンガポーリアンを中心に現地でとてもよく使われています。

因みにスーパーマーケット(supermarket)pasarayaと呼ばれます。 マレー語でrayaは「大きな」や「偉大な」を意味する形容詞*1。マレー語では修飾が名詞にかかる場合は、基本的には日本語とは逆に「被修飾語+修飾語」という形になります(参考:マレー語の形容詞について)。いわゆる後置修飾というやつですね。なので、「大きい」を意味するrayaが後ろから市場を意味するpasarを修飾して、大きな市場→スーパーマーケットとなります。

pasaraya...スーパーマーケット:上述の通り。

pasar malam...夜市:malamとはマレー語でのこと。よって夜市、夜店

*1 イスラム教のお祭り・祝日にHari Raya HajiやHari Raya Puasaというのがありますが、Hari Rayaで「偉大な日」を意味します。「日」という意味を持つhariをrayaが後ろから修飾しています。

例文 Heading to pasar to buy some groceries for breakfast. 朝ご飯を作るために市場に食料品を買いに向かっているところ。
例文 I'm busy, I hv to go to temple with my gf and later on pasar malam with friends. ガールフレンドと寺院に行かなければならないし、その後は友達と夜市に行くんだ。忙しいの、俺は。